①ウラシマソウ(浦島草)
薄暗い日陰や湿った斜面に生育しています。名前は仏炎包という頭巾のような花から長く伸びた細い紐のようなものを、浦島太郎伝説の釣竿の糸に見立てたようです。全草が有毒ですので注意をしてください。
②エイザンスミレ(叡山菫)
葉はまず三つに切れ込み、更に切れ込む独特のかたちです。判別の難しいスミレの仲間で最初に覚えられそうな名前です。滋賀県西部の比叡山で初めて発見されたか、沢山自生していたため、叡山菫の名前があります。
③ニリンソウ満開
アスレチックの林間広場周辺で花びらを一杯ひろげ白い絨毯のようです。
④ムラサキケマン(紫(むらさき)華(け)鬘(まん))
花は紅紫色を帯びるので、“ムラサキ”、花が“華鬘“に似ているので“ケマン”の名前がついています。“華鬘“は、仏殿の欄間などを飾る仏具です。
⑤ラショウモンカズラ(羅生門蔓)
渡辺綱が羅生門で切ったのが鬼の腕で、花がこの腕に似ているからラショウモンに。茎はつる状に伸びるので、つる性の植物を意味する“カズラ”を借用し、ラショウモンカズラの名前がついた。