①ツクバネ(衝羽根)
名前は羽子板でつく羽根に似た形によります。雌雄異株で他の樹木の根に寄生する半寄生植物です。花後の果実の先端に大きくなった苞が残り、羽根つきの羽根が出来ています。
②シロダモ
新葉は黄褐色で銀褐色の綿毛に覆われ柔らかく、幽霊のように下に垂れ下っています。太陽の強い光から柔らかい葉を保護するためと思われます。その下には緑色の葉が茂っています。クスノキ科の特徴で3脈が目立ち、裏面は白色です。
③マタタビ(木天(もくてん)蓼(りょう))
図鑑では花の開花と同時に葉が白くなるとありますが、先に葉が白くなり遅れて今が満開です。白く綺麗な花が葉の裏側にひっそりと咲いています。
④シラキ(白木)
名前は材が白いことによります。穂のような花(総状花序)が咲いていました。一見花とは思えないような形ですが、秋はきれいに黄~紅葉し存在感を示します。
⑤ヒツジグサ(未草)
名前は未の刻(午後2時)に咲くことによりますが、実際は朝から開花しています。花は日中開き夜閉じます。清楚で美しい花が菅野沢沼一面に咲いています。花期は長く9月頃まで咲いています。是非散策の足を止め鑑賞してください。
⑥クジャクチョウ
菅野沢溜池で翅を休めていました。その脇の沼にはヒツジグサが咲いていました。
⑦オカトラノオ(岡虎の尾)
名前は花序を虎の尾に見立てたものです。アスレッチックコースのターザンロープ脇斜面に白い花が咲き始めました。花序は虎の尻尾のようにしなやかに伸びています。
⑧アジサイ(紫陽花)
梅雨期の花として人気の花です。青少年の森の駐車場前に植樹されており、丹精込めて育てています。花の競演を堪能してください。
美味しく熟しました!!今が旬です!
⑨ヤマグワ(山桑)別名:クワ
以前は養蚕に畑に植えられていました。園内の至る所に生育し今完熟です。子供の頃クワの実を食べ口の周りを紫色にし、ズボンのポッケットにいれ紫色にした記憶があります。昨年白石蔵王近くの車道脇のヤマグワの実をクマが食べたクマ棚がありました。
⑩モミジイチゴ(紅葉苺)
名前は葉の形がカエデ類に似ることによります。茎は鉤型の刺が多く要注意です。
果実は黄色く熟し美味しく食べられるのでキイチゴの名があります。