県民の森野鳥クラブの様子をお伝えしております。
本日はちょうど岩切城址のサクラが見ごろだろうということで、青少年の森に集合して、サクラに集まるヒヨドリやメジロの観察をメインにする予定です。
名残のカタクリと、咲き始めのニリンソウを横目に県木の道を進む途中から、様々な野鳥の声が聞こえてきますよ。
岩切城址に到着です。メジロのにぎやかなさえずりがすごく近くで響き渡っています。すばしっこいのでスコープに入れることもままならず、なかなか姿を見つけるのは難しいですが、みなさん見つけられましたか?!
サクラの見ごろは少し過ぎつつありましたが、それでもまだまだきれいな開花の様子を楽しむことができました。
ヤマブキも開花が進んでいますね!
二の丸跡です。ヒヨドリが群れをなして超賑わっています。スコープに入れ放題、写真も撮り放題です。野鳥クラブ開催時には、毎回資料をお配りしておりますが、この2年間、皆勤賞にもかかわらず、資料には一度も登場していない気の毒な野鳥なので、たまには主役としてゆっくり観察してみました。
ヒヨドリでお腹いっぱいなので、メジロクイズをこはるちゃんに出題してもらいました。
(問題の内容はひみつ)
チョウが現れました! 昆虫博士のAさん「ベニシジミです」即答、さすがです。
何か現れましたよ!
さえずり中のホオジロです。
また何か現れましたよ!
のんびり休んでいたトビでした(写真撮れず…)。
野鳥以外にもサクラやキブシの質問などもあり、N顧問が入念に調べているのはキブシのおしべの数です。雌雄異株で雄花は淡黄色、雌花は淡黄緑色というのが、分かりやすい違いでしょうか?
満開のサクラの下で、本日ご参加のみなさんです。写真を撮ったり、花びらを追いかけたり、分からないことを質問したり、みなさんそれぞれ楽しんで頂けたようでした。来月5月12日(土)は中央記念館8:00集合となりますので、どうぞお気軽にご参加下さい。
追記:青少年の森・もりの学び舎前に咲いていたこの花は何の花?とのご質問がありました。
ユキヤナギの園芸種だそうです(ベニバナユキヤナギ)。剪定してあるので、ユキヤナギ?と言われるとちょっと戸惑いますね。つぼみのピンク色がかわいらしく、目を引きました。
終了後、開始時にはなかったと思われる、何者かが襲撃後の羽根の残骸がありました(おそらくホオジロ)。気の毒ですが、自然の摂理です。
さらに追記:4月18日(水)、中央記念館周辺でマヒワ群が賑やかにうろうろしていました(まだ帰らないのかな?)。