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2019年 01月 15日
冬枯れの遊歩道を巡回してみました。草本類は姿を消し、広葉樹は葉を落とし、常緑樹や針葉樹の緑が目立ちます。この時期、赤い果実や、黒い果実などが一際目を引きます。 アオキ(アオキ科)青木 果実は核果。12~5月に赤く熟しますが、この時期ほとんどの果実は緑色で未熟です。少し赤くなった果実を見つけました。熟し始めた果実は鳥を待っているようです。 果実は核果。直径5~6㎜の球形で、秋に黒色に熟します。大きな種子は発芽に有利ですが、中に多くの種子は入れられない。中の種子は1個で鳥散布です。 名前は葉が輪状につき、花が梅の花に似ているからです。葉が広い形が丸葉、細い形が本種で、葉形が連続的に変化するため、両者を明確に区別することは難しいそうです。黒い果実がたわわに熟しています。カメラを向けている脇でヒヨドリが果実を啄んでいました。 果実は堅果。この形が羽根つきの羽根に似ているので、“かわいい”と人気があります。因みに羽根つきの珠はムクロジの実です。散布は風を利用します。心地よい風を待ちわびているようで、今にも落ちそうです。 つる性本木。果皮が3つに裂け赤い仮種皮が現れるころ、そのコントラストが美しく目立ちます。クラフトや正月飾りなど人気があります。 果実は液果で赤く熟し鳥の飛来を待っています。根茎は薬用に、果実は生け花に利用されます。また西日本地方では餅を包むのにこの葉を利用します。 名前は昔、高野山で帚として使われたことによります。コウヤボウキは1年枝に花を咲かせ、ナガバノコウヤボウキは2年枝につきます。果実と冠毛が枯れ木に白い冠毛をなびかせていました。 マメガキ(カキノキ科)豆柿 中国原産で雌雄異株。かっては、柿渋採取のため植えられました。果実は2回位霜に当たり黒ずんだ褐色くらいになると甘くなるようです。しかし非常に渋いので気を付けた方が無難です。 ミツマタ(ジンチョウゲ科)三叉 植栽木 古くに渡来し、樹皮の繊維が強いため、製紙原料として栽培され、野生化もしています。未だ開かない花芽が目立ちます。3~4月頃の開花が楽しみです。みつまたの道に多く植栽されています。 ヤブコウジ(サクラソウ科)藪柑子 果実は核果で赤く熟し、お目出度いといわれ、お正月の飾りに使用されます。「お目出度い」といわれるのは、いつまでも同じ葉と、同じ実をつけ続け、 私たちに「永遠の生命」を感じさせてくれるからのようです。また葉の寿命は相当長く、少なくとも数年間は同じ葉をつけ続けます。一方、ようやく実らせた果実は、鳥などの種子散布者が見つけてくれるまで、辛抱強く付いています。 トベラ(トベラ科)扉 植樹木 雌雄異株の常緑樹。名前は扉の木という意味です。節分の日、玄関に枝を挟むと、鬼を追い払うという風習からです。果実は赤くねばねばし、美味しくないのか鳥から好まれず、食べられるより鳥にくっ付いて運ばれるようです。 ヒメハギ(ヒメハギ科)姫萩 日当たりの良い遊歩道に見られ、紫色の小さな花の時期は見つけやすいが、果実のころは見向きもされず、果実は冬まで残り葉も紅葉していました。 コナラの発根(ブナ科) 遊歩道脇斜面に、根を差し込んでいるコナラの果実を見つけました。春まで枯れず頑張り発芽して欲しいですね。 花は白とピンクの清楚な雰囲気で、早乙女花の別名がぴったりです。しかし、最近の観察会などでは五感を使う大切さを説いています。その結果、ヘクソカズラの命名に得心します。この匂いは悪臭物質のメルカプタンです。果実はクラフトの材料に重宝されます。 名前は細い葉を蛇や蛇の髭にたとえました。花のころは見逃していますが、この頃になると碧色の果実は良く目立ちます。果実は良く弾むので、子供たちの遊びに使われます。ひげ根の一部が肥大したものを麦門冬(ばくもんとう)と呼び、薬用にします。 ジャノヒゲ同様花が小さく見過ごしてしまいますが、黒い果実は目立ちます。両種は似ていますが、葉や、果実の違いを比べて見て下さい。
by m-kenminmori
| 2019-01-15 00:00
| こまねちの植物手帳
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